一人暮らしの部屋

  • 今まさに、婚活をしているあなた
  • これから婚活をしようと考えているあなた

もし、現在実家(親元)でお暮らしならば、男性・女性にかかわらず、是非とも「一人暮らし」を経験しておくことを強くオススメします。

実際に私(夫)は、婚活を始める前に、実家を出て一人暮らしを始めました(1年半ほどですが…)。

この経験は、今となっては非常に勉強になりました。

また、客観的に見ても1度は経験しておいた方がいいことだと考えています。

その理由について、これからお話していこうと思います。

結婚前に一人暮らしをしておくメリット

メリット1:生活を始めるにあたって必要なことがわかる

「どこか部屋を借りて、家財を持ち込んだり買ったりすれば、すぐに生活が始められる」とお考えなら、それは大間違いです。

生活を始める際には、さまざまな手続きがあるんです。

例えば、部屋を借りるのにも一苦労するはずです。

  • 部屋を探す・選ぶ
  • 不動産業者との契約
  • 各種書類の提出

簡単に書きましたが、他にもいろいろな手続きが出てきます。

そして、無事部屋を借りることができても、

  • 引っ越し自体の作業(依頼も含めて)
  • 引っ越しの際の役所などへの手続き
  • 電気・水道・ガスを通してもらう手続き

など、これらもさまざまなものがあり、例を挙げれば枚挙に暇がありません。

これらは、結婚してまず最初に出てくる課題です。

これらのことを経験しておくことは、実際に結婚して新生活を始める際に非常に役に立つことでしょう。

メリット2:生活する上での金銭感覚が養える

実際には、これが最大の勉強になるかもしれません。

一人暮らしをするとなったときに、まずぶつかる壁は「生活費」の問題です。

親元で暮らしていると、生活費については、

  • まったく意識しない
  • 意識はしていたとしても、自分では直接支払っていない

場合がほとんどだと思います。

「相応の金額を家に入れているよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、それではやはり不十分です。

おそらく、さまざま存在する生活費が具体的にいくらなのか、までは把握されていないことでしょう。

しかし、一人暮らしをすると、生活費についての現実に否応なくさらされます。

まず、思っていたよりもいろいろな項目で費用がかかることが分かるはずです。

最低でも、

  • 電気代
  • 水道代
  • ガス代
  • 住居費(家賃)
  • 食費(材料費・外食代)
  • 生活するための日用消耗品等の費用

といったところは、間違いなくかかります。

場合によっては、これ以外の費用がかかるケースもあるでしょう。

これも、すべて挙げていこうとするとキリがありません。

家計

さらに、それぞれの費用について、実際どれだけの金額が必要で、どのようにして支払っていくのかを知る必要が出てきます。

当然、月々かかる費用がわかってきますし、それだけでない不定期の費用も発生することもわかってくるでしょう。

このことによって、自分の収入に対してどれくらいの生活レベルが妥当なのかがわかるはずです。

収入を自分の好きなことだけに使っていたのとはわけが違う、ということです。

このような「生活するうえでの金銭感覚」を身につけることは、最低限のスキルであって、結婚云々以前の問題だと考えます。

やはり自分のお金の管理すらできないようでは、大人として不十分でしょう。

そんな世間知らずな大人のまま結婚することがないようにしたいものですね。

さて、ここまででもちょっと長くなってしまいましたので、続きは次の記事でお話していきたいと思います。

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