管理人のノリ&み~なです。
こちらでは、結婚相談所の掛け持ちについてお話しています。
結婚相談所で婚活にあたって、
- これから結婚相談所に入会しようと考えている
- 現在入会している結婚相談所での活動がうまくいっていない
という場合には、複数の結婚相談所を掛け持ちすることを考えるかもしれませんね。
そこで、こちらでは、
- 結婚相談所を掛け持ちするメリットとデメリット
- 結婚相談所を掛け持ちすることは本当に有効な方法なのか?
- 結婚相談所を掛け持ちする際に気をつけたいポイント
についてお話していきたいと思います。
目次
そもそも結婚相談所を掛け持ちをすることはできるのか?
結婚相談所に特別な規定がない限りは、基本的に結婚相談所を掛け持ちすることはできます。
実際のところ、結婚相談所を掛け持ちしている人は少なくありませんし、近年ではその人数は増加する傾向にあるようです。
ちなみに、ある調査によると、2割ほどの人が結婚相談所を掛け持ちしているという結果も出ています。
ですが、
- 結婚相談所は掛け持ちすることができる
- 結婚相談所を掛け持ちしている人が多い
ということと、
- 結婚相談所は掛け持ちしたほうが良いのか?
ということは、また別の議論です。
そこで続いては、結婚相談所を掛け持ちすることによるメリットとデメリットを見ていくことにしましょう。
結婚相談所を掛け持ちするメリット
出会いのチャンスが増える
複数の結婚相談所に入会すれば、それだけ対象となる異性も多くなります。
なので、当然ながら、
- 結婚相談所から紹介してもらえる人数
- 自分で探す(検索する)ことができる人数
も増えることになります。
1つの結婚相談所に入会しているだけでは出会うことのないお相手にも、出会える機会が広がるわけですね。
異なるかたちの出会いが生まれる
結婚相談所は、それぞれそのサービスやシステムが異なります。
そのため、結婚相談所を掛け持ちすることによって、違ったかたちでの出合いを見つけることができる可能性があります。
自分に合った結婚相談所を見つけることができる
複数の結婚相談所を利用することによって、それぞれのサービスやシステムのなかから自分に合ったものを見つけることができる可能性が高くなります。
つまり、自分に適した出会い方を見つけることができるというわけですね。
また、カウンセラーとの相性で「合う・合わない」が出てきますので、相性の良いカウンセラーに出会いやすくなることも考えられます。
相談できる相手が増える
基本的には、それぞれの結婚相談所では、婚活のプロカウンセラーがついてくれることになります。
したがって、その分だけより多くのカウンセラーからアドバイスを受けることができます。
また、それぞれのカウンセラーによって、経験や婚活への考え方が異なります。
違った視点からの意見をいろいろと聞くことができるのは、婚活を進めていくうえで大いに参考になることでしょう。
成婚までのスピードが速くなる
これまでに挙げてきたメリットを総合することで、結婚に至るまでの期間が短くなることが考えられます。
そのことによって、特に労力の面での負担を軽減することができるでしょう。
結婚相談所を掛け持ちするデメリット
費用が重複してかかる
結婚相談所を掛け持ちすると、その分だけ費用が重複してかかることになります。
成婚料については、成婚した結婚相談所にだけ支払えば済みますが、
- 初期費用
- 月会費
は、間違いなく重なって必要になってきます。
ちなみに、各結婚相談所によって幅はありますが、
- 初期費用:8~15万円程度
- 月会費:1万5000円前後
が、おおよその相場と考えて良いでしょう。
活動に取られる時間が増える
複数の結婚相談所で活動すれば、それだけ婚活に費やさなければならない時間が増えます。
自由な時間が取れなくなってしまうこともあるでしょうし、場合によっては時間的にキャパシティーを超えてしまうかもしれません。
管理が大変になる
結婚相談所を掛け持ちすると、当然ながらお会いする相手の数が増えることになります。
すると、お見合いやデートがダブルブッキングしないようにするために、スケジュール管理が難しくなってきます。
また、
- いつお会いしたのか?
- どのような人なのか?
- どのような話をしたか?
- ……
など、お会いした相手について管理も大変になるでしょう。
複数のルールを把握しなければならない
各結婚相談所では、
- お見合いの際のルール
- 真剣交際や成婚の定義
異なるケースがあります。
そのため、それぞれの結婚相談所ごとに決まりをきちんと把握する必要があり、それに則って活動を進めていかなくてはなりません。
活動の方針に一貫性がなくなる
それぞれの結婚相談所で、
- 出合いのシステムが違う
- それぞれのカウンセラーのアドバイスが食い違うことがある
ため、活動の方向性にブレが生じてしまうことも考えられます。
結婚相談所を掛け持ちすることは有効なのか?
では、結婚相談所を掛け持ちするのは有効な方法なのでしょうか?
結局のところは、「人それぞれ」というほかはありません。
これまでお話してきたメリットとデメリットを比較して、個人個人で判断するということになります。
ですが、私たちが結婚相談所で活動した経験から意見を言わせていただくと、基本的には結婚相談所を掛け持ちすることはおすすめしません。
やはり、1つの結婚相談所に絞って活動したほうが、より効果的であると考えます。
確かに、結婚相談所を掛け持ちすることによるメリットはいくつも挙げられますが、それらがデメリットを上回るほどのものとは考えにくいです。
その大きな理由としては、まず「相当な額のお金がかかる」ということが挙げられます。
結婚相談所で活動するには、かなり高い料金を支払わなければなりません。
これには、金銭的に相当なプレッシャーがかかることが予想されますから、
- どうしても成功させたい
- 早く結婚までこぎつけたい
などという焦りが生まれ、活動に良くない影響を与えてしまうと考えます。
また、もう1つの大きな理由としては、「それぞれの結婚相談所での活動が中途半端になる可能性がある」ことも挙げられます。
ビジネスの戦略では、しばしば「選択と集中」ということが言われます。
これは、婚活に関しても同様であると考えます。
複数のことを並行して進めようとすると、どうしても1つ1つの活動がおろそかになってしまいがちです。
加えて、もう1つの道があると考えてしまうと、ついつい甘えが出てしまい、結局どっち着かずになりかねないと考えます。
結婚相談所を掛け持ちするのであれば、結婚相談所を乗り換えてしまうほうがおすすめです。
結婚相談所によっては「乗り換え割引」を設定しているところもありますので、金銭的な負担はかなり減るでしょう。
今の結婚相談所での婚活が思ったように進んでいない、満足できない場合には、結婚相談所への乗り換えを考えるかもしれません。ですが、結婚相談所を乗り換えることで本当に婚活が好転するのでしょうか?こちらでは、乗り換える際に気をつけたい点なども含めてお話しています。
結婚相談所の掛け持ちを決める前に考えておきたいこととは?
結婚相談所を掛け持ちすることを決める前に、本当に掛け持ちをする必要があるのかについて、よく考えてみましょう。
これから結婚相談所に入会しようとしている場合
まずは、1つの結婚相談所から活動を始めてみましょう。
そのうえで、さらに別の結婚相談所に入会することを検討しても、決して遅くはありません。
既に結婚相談所に入会している場合
既に結婚相談所で活動していて掛け持ちを考えているということは、活動がうまくいっていないということだと思います。
このケースでは、現在婚活がうまくいっていない原因を考えてみましょう。
そして、掛け持ちすることでその原因が解消できるのか、今一度考えてみることをおすすめします。
今の結婚相談所での活動を改善することはできないでしょうか?
- プロフィールや写真を見直してみる
- お相手に対する条件を見直してみる
- カウンセラーに相談する
- 担当のカウンセラーを変更してもらう
- ……
など、いろいろと改善する余地があるかもしれません。
ならば、掛け持ちを考えるよりも、今の結婚相談所での活動を見直してみることが先決だと思います。
掛け持ちする際に気をつけたい5つの注意点とは?
それでもやはり、結婚相談所を掛け持ちしたいとお考えになるかもしれませんね。
もし結婚相談所を掛け持ちするのであれば、以下のポイントに注意してみましょう。
異なるグループの結婚相談所を選ぶ
大手の一部と中小や地域密着型の結婚相談所のほとんどは、
- 日本結婚相談所連盟(IBJ)
- 日本ブライダル連盟(BIU)
- 日本結婚相談協会(JBA)
- 日本仲人連盟(NNR)
などといった結婚相談所のグループに加盟しており、会員情報を共有しています。
同じグループの結婚相談所を掛け持ちしても、登録している会員は一緒ですのであまり効果的ではありません。
ですので、その結婚相談所がどのグループに加盟しているのか、十分に確認しておきましょう。
結婚相談所の適切な組み合わせを考える
それぞれの結婚相談所のサービス内容やシステムなどの特徴を踏まえて、掛け持ちする結婚相談所の組み合わせを考えましょう。
相性の良い組み合わせとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 仲人型+データマッチング型
- 「仲人型」でじっくりと、「データマッチング型」で人数を、と使い分ける
- 仲人型+仲人型
- 出会える人数の少なさを補う
- 全国展開している「仲人型」+地域密着の「仲人型」
- 会員の属性が異なるため、異なるタイプのお相手に出会える
逆に、あまり相性の良くない組み合わせもあります。
このような組み合わせは、避けたほうが良いでしょう。
- データマッチング型+データマッチング型
- 対象となる人数が多くなりすぎて、混乱する可能性がある
かかる費用についてしっかりと把握する
先ほどからお話しているように、結婚相談所で活動するには相当な費用がかかります。
特に、月会費は毎月かかってきますし、場合によってはお見合い料が別途かかるケースもあります。
ほかにも、結婚相談所が開催する各種のイベントやパーティーに参加すれば、その都度料金がかかります。
これらの費用が発生するタイミングについて、よく確認しておくようにましょう。
無理なく活動できるようにする
そもそも仕事などが忙しくて十分な活動時間が確保できないのであれば、出合いの数を多くしたところで実際にお会いできないという状況になりかねません。
また、活動の幅が広がるとそれだけさまざまな部分で負担がかかってきますので、十分なエネルギーを持って活動できなくなることも考えられます。
- 時間面
- 体力面
- 精神面
で、ある程度余裕を持って活動することができるのか見極めることも大切です。
掛け持ちする前にそれぞれの結婚相談所に相談する
これにはさまざまな意見があるかもしれませんが、掛け持ちするならばそれぞれの結婚相談所にはその旨を伝えるほうが良いと考えます。
特に成婚料が発生する仲人型の結婚相談所では、あまり良い顔はされないかもしれません。
しかしその一方で、成婚料を得られるように、サポートや紹介にさらに力を入れてくれる可能性もあります。
ただ、実際のところは、その結婚相談所の方針や雰囲気なども関係してくるため、ケースバイケースで判断したほうが良いでしょう。
まとめ
明確な意図があるのならば、結婚相談所を掛け持ちすることも1つの方法でしょう。
しかし、何も考えずに単に結婚相談所を掛け持ちしたからといって、必ずしも婚活がうまくいくわけではありません。
まずは、
- 結婚相談所を掛け持ちしなければならない理由
- 現在婚活がうまくいっていない原因
について、よく考えてみましょう。
そして、今の結婚相談所でもっと上手に活動することができないか、もう一度見直してみてはいかがでしょうか?