お見合いの席で、会話をしていても話が噛み合わなかったり、スムーズに進まなかったりして、気まずい雰囲気が漂ってしまうようなことはよくありますね。
このようなことが起きるということは、お相手との相性に問題がある、ということで片付けてしまうこともあるかもしれません。
しかし、いつもこのような感じの会話になってしまうのならば、別の要因がある可能性があります。
それは、
- 自分のことばかり考えて会話しているのではないか?
- お相手のことを考えて会話していないのではないか?
ということです。
自分の話ばかりしていないか?
お見合いは、1時間くらいの限られた時間しかありません。
ですから、その短い時間の中で、できるだけ自分をアピールしたいという気持ちはよくわかります。
ですが、焦ってしまうがあまり、自分の話ばかりしていないでしょうか。
基本的に、話を聞かないような人は、お見合いの場では敬遠されます。
お相手としては、自分勝手な話ばかり聞かされてもうんざりするばかりです。
一方的に話をされてしまって、話したいことも話せない、聞きたいことも聞けない、という状態になっては、
- 「ただ、話を聞いてくれる人が欲しいだけなんじゃないか?」
- 「話さえ聞いてくれれば、自分じゃなくてもいいのではないか?」
と思われてしまいます。
自分とお相手の話す比率は、気持ちとしてはお相手7割に対して自分3割、という心構えでちょうどいいくらいでしょう。
お見合いにおいては、自分のことを話すことよりも、お相手の考えや興味などを知ろうとする心持ちが大切です。
少なくとも、自分のことを話したら「○○さんはどうですか?」と聞くようにはしたいものですね。
お相手の質問に「はい」「いいえ」だけで答えていないか?
もう1つ考えられることは、お相手への質問に対する返事の仕方です。
せっかくお相手が会話をしようとして質問をしているのに、興味がなかったり、あまり詳しくないということで、「はい」「いいえ」だけでしか答えないのは、いただけません。
まず、「はい」「いいえ」で返事を終わらせてしまっては、その後の会話は続きません。
また、そのような返事しか返ってこないことで、お相手は、
- 「自分に興味がないのだろうか…」
- 「話がつまらないのだろうか…」
と考えてしまいます。
さらには、自分勝手で高飛車な印象も与えてしまいます。
お相手は、会話をはずませようと思って質問を投げかけてくれるのです。
なので、そのお相手の気持ちを慮って、「はい」「いいえ」で終わらずに、その後も会話が続くような返し方をするべきです。
ただ、どのように返事をしたらいいのかわからない、ということもあるかもしれませんね。
その要な場合の具体的な例については、別の記事で改めてお話したいと思います。
[参考記事]
お見合いでのお相手からの質問に対しての上手な返事の仕方(工事中)
まとめ
会話というのは、「ただ話をすればいい」「ただ話が続けばいい」というわけではありません。
特にお見合いの場においては、会話をすることを通して、お互いの気持ちのやり取りをすることが大きな目的なのです。
会話が一方通行になってしまうのは、お相手にも原因があるかもしれません。
それでも、あなたとしては、自分のことは少し置いておいて、まずはお相手のことを考えて会話をするように心がけましょう。