管理人のノリ&み~なです。
こちらでは、結婚相談所の種類についてお話していきます。
一口に結婚相談所と言っても、そのサービスのかたちはそれぞれの結婚相談所によってさまざまです。
しかし、そのシステムによって、いくつかの種類に分類することができます。
こちらでは、結婚相談所の種類とその特徴について、お話していきたいと思います。
目次
結婚相談所にはどんな種類があるの?
結婚相談所は、大きくは、
- 仲人型結婚相談所
- データマッチング型結婚相談所
の2種類に分けることができるます。
また、一部では、いわゆる「婚活サイト」を
- インターネット型結婚相談所
として紹介しているものも見受けられます。
それぞれの種類の結婚相談所について、その特徴をメリット・デメリットとともに詳しく見ていくことにします。
仲人型結婚相談所とは?
仲人型結婚相談所は、アドバイサー(仲人)が、
- お相手を紹介してくれる
- お相手との間を取り持ってくれる
タイプの結婚相談所です。
全国展開している大手の結婚相談所もありますが、比較的小規模の個人経営の会社も多いです。
仲人さんがお世話をしてくれる昔ながらのスタイルで、「結婚相談所」と聞くとこちらのタイプをイメージするかもしれませんね。
仲人型結婚相談所では、婚活のプロであるアドバイサーのフォローを受けながら、二人三脚で結婚相手を探していきます。
- 活動のプランニング
- お相手の紹介
- お見合いの申し込み交渉やスケジューリング
- お見合いの立会い
- お見合い後に交際するかどうかの連絡
- 交際中のアドバイス
などすべて個別に面倒を見てくれる、きめ細やかなサービスが特徴です。
お相手の紹介にあたっては、表面的なデータだけではなく、個別に希望条件や性格などを把握したうえで相性の合いそうな人をハンドメイドでマッチングしてくれます。
ですので、成婚率が高い傾向にあります。
仲人型結婚相談所では、成婚料が別途発生するところが多くなっています。
つまり、結婚させることで対価を得る「成功報酬型」のシステムです。
そのため、会員が結婚できるように一生懸命サポートしてくれることも、成婚率が高い一因と考えられます。
なお、成婚料が発生する関係から、
- 見合い後に交際意思を伝える
- 真剣交際に至ったら連絡をする
などの細かなルールがあるケースも多いです。
これらのことから、仲人型結婚相談所は、至れり尽くせりのサービスを求めている人向けの結婚相談所と言えるでしょう。
忙しくてあまり時間の取れない方や自分から積極的に活動することが苦手な方に、おすすめのタイプの結婚相談所ですね。
仲人型結婚相談所のメリット
- 手厚いサービスがあり、自分から積極的に動かなくても良い
- データだけでなく人柄なども含めてマッチングしてくれるため、成婚率が高い
- アドバイザーから第三者目線のアドバイスを受けられる
- アドバイザーにいつでも悩みや不安を相談できる
仲人型結婚相談所のデメリット
- 活動の成否は、アドバイザーの能力に負うところが大きい
- アドバイザーと相性が合わない場合がある
- アドバイザーが主体となって強引に進めてしまうケースもあり、自分のペースで活動できない可能性がある
- データマッチング型結婚相談所に比べて、
- 会員数が少ない
- 料金が割高
- お見合い料が別途発生する
仲人型結婚相談所の料金
- 入会金:10万円前後
- 月会費:1万円前後
- お見合い料:1回あたり1万円前後
- 成婚料:20万円前後
データマッチング型結婚相談所とは?
データマッチング型結婚相談所は、あらかじめ登録されているコンピューター上の会員のプロフィールデータから、
- 希望条件に合うお相手を紹介してもらう
- 自分でお相手を検索する
などしてお相手を探すシステムの結婚相談所です。
お相手を紹介してもらう際には、条件に合う相手を機械的に検索して、適合度の高い相手をマッチングしてくれます。
また、自分で検索する際には、お相手の希望条件を自由に設定して検索することが可能です。
全国展開しているところが多く、会員数も多いことも特徴として挙げられます。
基本的には、お見合いに至るまでのお相手の情報を提供するサービスです。
その後の連絡先の交換や会う約束などは、本人同士で連絡を取りながら交際まで進めていくことになります。
このように、活動にあたってはアドバイスをしてくれる程度で、あまりサポートはありません。
一方で、サポートが少ない分、仲人型結婚相談所に比べると料金が安い傾向にあります。
ただし、オプションで、アドバイザーが、
- お見合いをセッティングしてくれる
- お見合いに同席してくれる
プランも用意していることも多いです。
個人情報を扱っているため、データのセキュリティがしっかりとなされています。
そのため、希望の相手に申し込みをして相手から良い返事を受け取った段階になって、ようやく直接やり取りなどが可能になるシステムのところが多いです。
データマッチング型結婚相談所は、ある程度自分で積極的に活動できる人向けで、活動に消極的な人にはやや不向きのサービスと言えるでしょう。
あれこれと世話を焼かれることを好まず、むしろ自分のペースで活動を行いたい方には、ピッタリのタイプの結婚相談所ですね。
データマッチング型結婚相談所のメリット
- 会員数が多いため、
- 多くの人に会える
- 理想のお相手に出会える
- 時間的な制約が少ない
- 自分のペースで活動できる
- 成婚料がかからない
- イベントやパーティーなど幅広い出会いの場が用意されている
データマッチング型結婚相談所のデメリット
- 自分から積極的に活動する必要がある
- 紹介してもらう人数によって料金が異なり、料金体系が複雑になる傾向がある
- アドバイザーによるフォローが少ないなど、サービスはあまり期待できない
データマッチング型結婚相談所の料金
- 入会金:20万円前後
- 月会費:1万5000円前後
- お見合い料:0円
- イベント・パーティー参加費:1回あたり5000円前後
- 成婚料:なしの場合が多い
婚活サイト(インターネット型結婚相談所)との違い
もう1つ、一部で「インターネット型結婚相談所」として分類されている婚活サイトについても、ご紹介しておきます。
婚活サイトは、インターネットを通じて、登録されている会員データから条件などを絞ってお相手を探すことができるサービスです。
この点においては、データマッチング型結婚相談所でも採用されているものと同じシステムということになります。
ですが、
- 所得証明書や独身証明書など各種書類の提出は任意で、義務づけられていない
という点で大きく異なります。
確かに、婚活サイトには、結婚を意識したユーザーが多く登録していることは間違いないでしょう。
しかし、あくまでもただ単に出会いの場を提供しているだけのサービスであり、登録されている会員情報の信頼性は低いと言わざるを得ません。
そう考えると、「結婚相談所」として分類してしまうのは少し違うのではないかと考えています。
それでも、手軽に婚活を行いたい人にとっては、ある程度は有効なサービスとは言えるでしょう。
婚活サイトのメリット
- 料金が圧倒的に安く各種書類の提出が任意のため、気軽に活用できる
- 携帯や自宅のパソコンから利用でき、店舗に行く必要はない
- インターネットを通しての活動になるため、24時間いつでも活動が可能
婚活サイトのデメリット
- お相手は自分で探す(紹介はしてくれない)
- アドバイザーのフォローがない
- 身分証明証などの提出が任意の場合が多いため、
- サクラや業者などがいる
- 結婚目的ではなく単純に出会いを目的にしているユーザーもいる
- トラブルが起こっても自己責任になる
- 自分で積極的に動く必要がある
婚活サイトの料金
- 入会金:無料の場合が多い(特に女性)
- 月会費:2000~5000円程度
まとめ
いかがでしたか?
- 結婚相談所は、大きく分けると2種類のシステムがある
- それぞれの結婚相談所の特徴とメリット・デメリット
- 婚活サイト(インターネット型結婚相談所)との違い
について、お分かりいただけたと思います。
結婚相談所を選ぶ際には、ついつい料金について考える比重が高くなってしまうかと思います。
それなりに大きな費用がかかることになるので、当然のことではあるでしょう。
ですが、基本的に結婚相談所は、サービスの内容と料金が比例します。
つまり、料金が安い結婚相談所には、それなりの理由があるということです。
なので、実際に結婚相談所を選ぶにあたっては、料金を最優先にして決めるのではなく、自分にとって必要なサービスがあるかどうかで選ぶようにしたほうが良いでしょう。
いずれにせよ、まずは情報収集をすることが大切です。
気になる結婚相談所に無料の資料請求をして、それぞれのサービスについて比較してみることをおすすめします。